個人的な事情により更新が途絶えていたが,久々に再開する。

第一弾,第二弾では”風邪予防に対して”マスクはそこまで効果が期待できないと述べた。これらの情報は正しいだろうが,”コロナ対策は風邪と同じような予防をすればよい”という意見はもう古いことが,ここ数週間の状況の悪化から言える。

今回のコロナウイルスで危惧すべきなのは,その感染拡大力と症状が出ない人がいるということだ(4/10現在一番よく耳にする情報では,感染者の約8割が無自覚)。”マスクを着けているから感染しない”かどうかは依然として不明であるが,少なくとも自覚症状がない感染者がマスクを着用することで,他人に無意識にうつしてしまうということは防げるはずだ。ということで,皆さん,マスクはできる限り着用しましょう。正しい使用方法については,こちらを参考にしてください。

 

以上のことは昨今のニュース等で取り上げられているので,ここまでにしておく。次に休業補償について,4/10の夜に大阪府知事の吉村氏が発言していたことを,筆者からの情報も絡めつつまとめる。

1. 休業要請に対する,国からの補償は出ないと思ってよい。

これには何やら,欠陥を含むと言っても良いほど非常にややこしい法律が絡んでいるらしい。”布マスクを配布する”などという即効性もなく,国民の行動を抑制する影響力もないことに大金をつぎ込むのではなく,”休業補償をちゃんと出す”ことにするべきだ。これを明示することで,たとえ少額でも国民に未来への安心感を与え,休業する方向へ傾けることはできるだろう。なお,不安により免疫力が下がることは科学的に証明されているので,いまの政府の対応はこの点でもよろしくない。

2. 休業補償を出すとしている東京とは違い,大阪府は広く補償することは難しい。

東京は国の補助を得ずとも,単体でまわしていけるほどの財政を持っており,他の府県とは別格である。大阪府は過去5600億円あった赤字を橋本氏,松井氏,そして吉村氏と黒字に盛り返し,借金の返済に充ててきたうえ,万博に向けての貯蓄も必要となる。さらに,大阪府には中小企業が多数あり,休業補償の対象が非常に多い。要するに,東京は別格で,大阪府は東京のマネをするほどには財政に余裕がないということだ。

 

最後に,このブログでは何度も書いていることだが,この記事はもちろん,あらゆる情報は鵜呑みにしないでください。聞いた話,調べた話は伝え手を通すことで,どうしても正確性が損なわれる。正しい情報が必要で,かつ大量の情報が出回っているこの状況なので,特に注意したい。